「4番手だった男が鉄壁な壁を築く理由」

現在リヴァプールは、CBの怪我で苦しんでいる。

 

不安で仕方がなかった。 

 

正直守備崩壊も想定していた。

 

しかし、そんな気持ちを忘れたせてくれる男がいた。

 

f:id:kuuasobu:20190316144441j:plain

 

リヴァプールの巨人マティプだ。

 

良い意味で期待を裏切られた。

 

怪我に泣く日々が続き、終いには、序列は4番手。

 

そんな絶壁に立っていた男が、大事な試合でゴールを守る高い壁となってくれている。

 

バイエルン戦では、ファースト・セカンドレグどちらも、世界屈指のCFレヴァンドフスキを封じた。

 

彼の良さは何なのだろうか?

 

考えてみると3つあった。

 

1つ目は、ヨーロッパ屈指の長身である事。

これは、誰がどう見てもわかる事だが、195cmの高さは、ヨーロッパの中でも上位層だ。簡単には競り負けない上に、痒いところに手が届く。

 

2つ目は、足の長さを上手く使いこなす事。

身長と似ている部分があるが、足の長さの利点を活かせるかどうかがカギになる。

 

マティプの場合、完全にインターセプト出来なくても、足の長い利点を活かし、後ろからボールを突つける。

 

レヴァンドフスキもそうだが、背負うプレーを中々させて貰えない。相手の苦い顔は何度も見かけた。。

 

3つ目はインターセプトの意識の強さ。

マティプは、インターセプトの意識が強い。

インターセプトとは相手がボールを受ける前に奪ってしまう事。

 

選択肢の序列として、インターセプトを高い部分に設定しているのは間違いない。

 

足の長さとインターセプトの意識が強い事を上手く融合出来ている。

 

その恩恵として、相手からボール奪取が出来たり、縦パスを入れさせなかったりしているのだ。

 

補足だが、インターセプトの意識が強いリスクもある。

 

マティプが後ろ向きのプレーが苦手なのは、常に前がかりになっているから。

 

どうしても、後ろのスペースが空いてしまい、そこを使われる。

 

そうすると、そのスペースを埋めるために悪い体勢のまま戻らざる得ない。

 

バイエル戦のファースト・セカンドどちらともオンゴールの可能性があったのは、インターセプトの意識が強いリスクだ。

 

まとめると、

・ヨーロッパ屈指の高さ

・足の長さを上手く使いこなす

インターセプトの意識の強さ

 

マティプの解説は以上。

 

 

 

「カリウスにとってベストな選択肢とは」

 

昨シーズンまで、我々リヴァプールのゴールを守っていたカリウス。

 

現在は、2年ローン契約でトルコのベシクタシュに移籍している。

 

そして、今、大きな壁にぶつかっている。。。

 

昨日の試合で、

 

1失点目は、難しくないシュートを止められなかった。

 

2失点目は、際どいシーンであったが、判断ミスと捉えられてもおかしくないプレーとなった。

 

結果、自クラブのサポーターからブーイングを受ける始末。

 

(当試合のみでブーイングが発生するとは思えない。おそらく、シーズン通したパフォーマンスにサポーターは満足していないという事だろう。)

 

カリウスは、ハーフタイムに交代を直訴したという報道も出ている。

 

 

f:id:kuuasobu:20190312201825j:plain

 

今、

 

彼にとって最適な選択は何なのか?

 

ベシクタシュに残ってプレーするか?

(契約打ち切りの可能性もある。)

 

リヴァプール に戻ってくるか?

 

他のチームに移籍するか?

 

私が考える1番の選択肢は、リヴァプールに戻ることだ。

 

理由は、精神的な負担を和らげる事と、確実なスキルを身につける為だ。

 

たしかに、コンスタントに試合に出ることは、成長するためには大切だ。

 

しかし、今のカリウスにとって、試合は精神的に負担を掛けるプレッシャーに過ぎない。

 

ハイライトで見る限り、リヴァプール時代同様、判断ミスや基礎的な綻びが見える。

 

一旦、試合から離れて、

 

アリソンのプレーを横で見ながら、自信を持てる程の技術を会得する方がいいのではないか。

 

アリソンはワールドクラス。中々、こんなキーパーと練習出来るクラブはないだろう。

 

この判断をするのは、ベシクタシュリヴァプール 、本人の三者で話し合わられると思う。

 

ベシクタシュもこのままなら、新たなキーパーを探す可能性は高い。

 

カリウスのサッカー人生で、分岐点となる時が来ている。

 

サポーターで鼓舞したい所だ。

 

 

「チェンバレン復活が攻撃力を高める理由」

 

チェンバレンが遂にピッチに戻ってきた。

 

KOPは勿論、チームメイトやクラブにとっても嬉しい知らせだ。

 

そこで、

 

チェンバレンが持つ特徴が、

 

チームの攻撃力を高める理由を紹介する。

 

理由はいたってシンプル。

 

f:id:kuuasobu:20190309142750j:plain

 

彼は、

 

「動きながらプレーが出来る」からだ。

 

動きながらパスを出せる。

 

動きながら考えてスペースを空けられる。

 

動きながらシュートを打てる。

 

ヘンドやファビーニョミルナーは止まってプレーする事が多い。

 

サラーやマネは動きながらプレーすると、ミスが増える。

 

だから、相手は簡単に捕らえられるのだ。

 

しかし、

 

チェンバレンは既存のプレーヤーが出来ない、動きながらプレーを意図も簡単に出来る。

 

相手の守備ブロックはいつのまにか崩れてしまう。

 

素晴らしい。素晴らしい。

 

サラーとチェンバレンが相性がいいと言われているのは、

 

彼の動きが相手をかき乱しているから。

 

サラーはその恩恵を受けていたのだ。

 

チェンバレン帰ってきた今、チームがもう一度団結して、リーグ優勝を成し遂げたい。

 

以上。

 

 

補足

 

 動きながらプレーは、フィルミーノも得意である。

 

 

 

 

 

「ケイタに賭けるべき理由」

 

強いチームには、必ず点取り屋がいる。

 

レアルがCLを敗退し、完璧な点取り屋ロナウド放出の代償を払う結果となってしまった。

 

リヴァプールに目を向けてみよう。

 

我々の点取り屋は、サラーとマネだ。

 

フィルミーノも点は取れるが、純粋な点取り屋では無い。

 

昨季はサラーが、次々にゴールを量産した。

 

それだけでなく、マネ、フィルミーノも安定的に得点を決めた。

 

その結果、CL2位と、リーグ4位と、久しぶりに期待を感じさせる良いシーズンとなった。

 

しかし、最近のチーム不調原因は、

 

「得点力不足」。

 

大きな得点源となっていたサラーが、決められない試合が続いているのだ。

 

また、

 

それを、カバー出来る攻撃の厚みもない。

 

「では得点力不足の解消方とは何なのか?」

 

この答えは2つある。

 

1つ目は、得点力のある選手を補強する事。

 

2つ目は、チーム全体の攻撃力を高める事。

 

しかし、

 

前者はシーズン途中であり、補強が出来ないため、達成不可能だ。

 

つまり、今出来ることは、

 

チームの攻撃全体をレベルアップさせる事。

 

だが、これも難しい。

 

何故なら、クロップの引き出しが、これから急激に増えるとは思えないからだ。

 

「では何が出来るのか?」f:id:kuuasobu:20190308173346j:plain

 

私が考えるのは、「ナビ・ケイタ」だ。

 

偉大なる8番を背負うケイタは、ドリブル、パスを高いレベルで使いこなす。

 

更に、23歳と若い。

 

いつ覚醒してもおかしくない。

 

今こそ彼に期待して、チームの攻撃を委ねても良いのではないか。

 

8番を与えた理由を、もう一度チームで考えたい時だ。

 

「飛び道具欲しくないか?」

 

「飛び道具欲しくないか?」

 

欲しいに決まってる…。。。 

 

もっと楽に試合が運べる…。。。

 

ジェラードを見てきた俺らだぜ…。。。

 

そりゃ欲しいわ…。。。

 

飛び道具とは、無論、遠くからシュートを打てる選手の事だ。

 

今朝のユナイテッドの試合を見て、飛び道具の有効性を改めて感じた。

 

2点目は、ラシュフォードのミドルシュートから生まれた。

 

あの距離から、ゴールの起点を生み出せるのは大きな武器だ。

 

更に、ミドルレンジからシュートを打てれば、自ずと相手も前にプレスをかけざる得ない。

 

結果、相手守備ブロックがバランスを崩れていく。

 

想像してみて欲しい。

 

尚更、

 

飛び道具が欲しい…。。。

 

と思うだろう。

 

リヴァプールはどうだ?

 

唯一チェンバレンがミドルを狙える選手だ。

f:id:kuuasobu:20190307103342j:plain

 

チェンバレンの早期復活を期待しつつ、他の選手のミドル開発を夢に抱こう。

 

個人的に、前線の3枚の内、一人ぐらいはミドルを打ててほしい。

 

マネ頑張れ。。。

 

「一貫性の無さが生んだ歪み」

 

エヴァートンに引き分けた。

 

そして、2位に転落した。

 

遂に転落した。

 

何故だ?何故勝てない?何故、前節は圧勝したのに勝てない?

 

理由は、

 

「一貫性の無さ」だ。

 

リヴァプールの大きな問題点は、去年から言われていたMFのクリエイティブ力。

 

f:id:kuuasobu:20190304173407j:plain

 

その打開策として、ナビ・ケイタを補強した。

 

ケイタはシーズン序盤こそ、スタメンを獲得していた。

 

しかし、中盤戦はベンチスタート。

 

最近試合に出てきたと思えば、またベンチスタートに。

 

確かに、

 

相手によって布陣を変える事は鉄則。

 

しかし、戦術的な理由で、ケイタをベンチに下げる事は、必ずしも得策ではない。

 

何故なら、継続的な積み上げ効果が薄れるからだ。

 

結果論だが、序盤からケイタを出し続けていたら、チームへの溶け込む速度は、より早かったかもしれない。

 

そして、リヴァプールゲームクリエイターとして攻撃の中心にいたかもしれない。

 

ケイタはベテラン選手ではない。23才の若い選手だ。

 

試合に出続ける事で、得られるものは大きいはず。

 

現状、点が取れずに苦戦を強いられている。

 

相変わらず、中盤の攻撃は厚みを増さない。

 

シティならデ・ブライネやシルバ。

 

レアルならモドリッチやクロース。

 

強豪には必ず、ゲームを作るMFがいる。

 

では我々リヴァプールはどうなのか?

 

ハッキリ言って、いない。

 

今チームに必要なのは、課題に愚直に取り組む一貫性だ。

 

守備は相変わらず良い。

 

後は、安定的に得点を決めるための仕組みを作る事だ。

 

 

「マージーサイドダービーで勝てる理由」

 

今夜はマージーサイドダービー

 

同じ街、同じ住民、毎日笑顔で挨拶を交わす人々とも、試合が始まれば睨み合い。

 

f:id:kuuasobu:20190303230600j:plain

 

そんなマージーサイドダービー

 

勝てる。勝てる。勝てる。

 

何故なら、今のリヴァプール、非常に風向きが良い。

 

リーグ戦で、引き分けを繰り返してしまったが、前節は不安を払拭する見事なパフォーマンスを披露。

 

アーノルドは、若手とは思えないプレーを見せてくれている。

 

控えに甘んじていたオリジも活躍。

 

マネの理不尽ゴールも炸裂。

 

チェンバレンが早期早期の復活報道。

 

フィルミーノの怪我も大怪我ではないだろうし。

 

良い流れが戻ってきつつある。

 

この試合は流れを確かなものにする、重要な試合だ。

 

ポジティブな要素を心に添え、全KOPで静まる夜に、歓声を上げましょう。

 

以上。